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2022/6/23(木) 05:30

インテリアを崩さずに収納を増やす様々なテクニックを紹介

収納を増やすために、収納家具や収納グッズの買い足しを検討している方へ。

自宅のインテリアに合わせた収納グッズ探しは楽しさがある反面、「ジャストサイズがない」「欲しい色が売り切れている」といった悔しいケースも多いものです。


今の収納が足りないと感じたら、自宅のインテリアに馴染むよう、DIYのアイデアを活用しながら収納を増やしてはいかがでしょうか。


本記事では、インテリアを崩さずに収納を増やす5つのテクニックを紹介します。

既製品に頼りすぎない収納術を身につけて、おしゃれで住みよい部屋を作りましょう。


簡単に収納を増やせるテクニック5選

荷物が増え収納が足りなくなった際、荷物に合わせて収納家具を購入すれば、簡単に収納を増やせます。


しかし、自宅のインテリアや置きたい場所にぴったりの収納家具は案外少ないもの。

既製品を探す際は「これがイメージに近いからこれでいいかな」と無意識に妥協ラインを決めている方もいるのではないでしょうか。


収納を増やす際は、収納家具や収納グッズを使う方法だけでなく、デッドスペースを活用する方法もおすすめです。


デッドスペースに収納を作る場合、ジャストサイズかつ、オリジナルのデザインに仕上げられるため、自宅のインテリアを崩さずに収納を増やせます。


デッドスペースはすでに活用しているという方も改めて自宅を見回して、活用できていない場所を探してみましょう。


〈よくあるデッドスペースの例〉

玄関:

下駄箱の中、下駄箱と壁の隙間、壁面


洗面所:

洗濯機の上、洗面台と壁の隙間、壁面


キッチン:

冷蔵庫の上や横、食器棚と壁の隙間、壁面


リビング・寝室:

部屋の角、エアコン下、窓際、壁面、ソファの下、ベッドの下


クローゼット:

収納ケースと壁の隙間、足元、壁面


以下では、デッドスペースを活用して収納を増やす5つのテクニックを紹介します。


壁のデッドスペースを活用

家中のほとんどの壁はデッドスペースといえ、空いた壁にウォールラックや小物棚、フックボードなどを設置することで簡単に収納を増やせます。


元々収納が少ないエリアで壁面に収納を増やすと、それまで取り出したりしまったりすることが面倒だった物を収納でき、そのエリアの使い勝手も向上します。


壁に収納を作る際は、扉の開け閉めに干渉しないか、人が通るときに邪魔にならないかという点を考慮して位置を選んでみましょう。


家の各エリアで壁のデッドスペースを活用するとどのような収納スペースを作れるのか、活用例を紹介します。


〈玄関〉

  • 鍵の収納スペース

  • 玄関掃除用の道具スペース

  • 帽子やストールなどのお出かけアイテムスペース


〈洗面所〉

  • 歯ブラシやコップの置き場

  • ハンドソープや石けんの置き場

  • ドライヤーやヘアアクセの置き場

  • タオルハンガー


〈キッチン〉

  • スパイスラック代わり

  • フライパンや鍋の置き場

  • キッチンツールの置き場

  • キッチンペーパーホルダーの設置


〈リビング・寝室〉

  • 雑貨やインテリアグッズのディスプレイ場所

  • 観葉植物の置き場

  • 間接照明の置き場

  • 本棚やCDラックの代わり


収納家具を仕切りとして活用

収納家具を仕切りに活用すると、部屋のインテリアを整えながら収納を増やせます。

背の高い本棚や収納棚などは、ワンルームのリビング空間を分けたり、リビングとダイニングを分けたりするのにおすすめです。


背の低いキューブボックスやカラーボックスなら、ローテーブルやローソファを使った部屋の仕切りにぴったり。


圧迫感をあまり出したくない場合は、目線よりも低い収納家具を仕切りとして活用し、板や布で背面を隠すようにすると仕切りとしての機能が上がります。


扉がないオープンタイプの収納家具を仕切りとして活用する際は、サイズの合うカゴやケースを使って統一感を出し、空間をすっきりまとめてみましょう。


飾りたいインテリアがたくさんある場合は、仕切り代わりのオープンラックにあえてカゴやケースを使わず、空間を持たせながら雑貨をディスプレイするのもおすすめです。


ハンガーラックやスチールラックを活用

クローゼットがない部屋や収納が少ない部屋で衣服の収納に困ったときは、お気に入りの衣服を「見せる形」で収納するのがおすすめです。


ハンガーラックやスチールラックを活用し、ショップのようなおしゃれ空間を目指してみましょう。


見せる収納は持ち物を確認しやすいため、日ごろから物の見直しができます。

安い物を買って物が増えがちな人、似たような色味の服ばかり選んでしまう人は、見せる収納にすることで失敗を減らせるでしょう。


また、ハンガーラックやスチールラックによく着るコートや帽子、バッグなどをセットでかけておくと、身支度の時短が可能です。

腕時計やアクセサリー、シューズなどはおしゃれなカゴにまとめてラックの足元に


お気に入りのグッズをまとめて収納して、自分だけの見せるクローゼットを作ってみてはいかがでしょうか。


ハンガーにかけた衣服や畳んだ衣服は、赤系、茶系、青系、白黒系など色味を揃えて並べるとすっきりまとまった印象になります。


様々な場所に突っ張り棒を活用

突っ張り棒は工夫次第で様々なエリアに収納スペースを作れる便利な道具です。

種類は大きく分けてバネ式とジャッキ式があり、ポールの太さやキャップ部分のサイズ、突っ張る力に違いがあります。


バネ式は短いものから3メートル近いものまで長さにバリエーションがあるのが特徴です。ポールやキャップが目立ちにくいため、突っ張り棒を目立たせたくない小さな隙間に活用したり、S字フックを使って軽い物をかけたりすることに適しています。


ジャッキ式はポールが太く突っ張る力が強いため、耐荷重が欲しいシーンに向いています。複数本のポールで棚代わりにしたり、衣服やカーテンをかけたりする際に重宝できるでしょう。


また、数本の突っ張り棒がひとつになった棚タイプや、天上と床に突っ張るパーテーションタイプなどもあります。


突っ張り棒を活用するとどのような収納スペースを作れるのか、活用例を紹介します。


〈玄関〉

  • 棚タイプを使って玄関上に棚スペースを作る

  • 下駄箱の中や壁との隙間に傘かけスペースを作る

  • 下駄箱奥のデッドスペースに突っ張り棒を渡して靴を縦に収納できるスペースを作る

  • パーティションタイプを使ってシューズラックにする


〈洗面所〉

  • 洗濯機の横や後ろの縦使いでランドリーラックを作る

  • パーテーションタイプで空いた壁に壁面収納を作る

  • 棚タイプを使って頭上のデッドスペースを棚にする


〈キッチン〉

  • 突っ張り棒とワイヤーネットでキッチンツールをかけて収納する

  • 深めの引き出しに突っ張り棒を渡して鍋類のフタを立てて収納する

  • 引き出し上部に2本の突っ張り棒を渡してラップ類を収納する

  • 突っ張り棒をディッシュスタンド代わりにする


〈リビング・寝室〉

  • パーテーションタイプで簡易的な間仕切りを作る

  • パーテーションタイプで壁を傷つけずに壁面収納を作る

  • 突っ張り棒に布をかけて棚やラックの目隠しにする

  • 縦型の突っ張り棒にフックなどのパーツを使ってコートハンガーにする


〈クローゼット〉

  • 上部のデッドスペースに棚を作る

  • 横の壁面にネクタイ掛けスペースを作る

  • ハンガーポールの奥の壁に帽子やストール掛けスペースを作る


移動可能な家具を活用

キッチンワゴンのような車輪がついている家具は、据え置きの収納家具とは異なり、使いたいときに好きな場所へ移動させられる点が特徴です。

使わないときは目立たない場所に置いておけるため、部屋を少しでも広く使いたい人におすすめです。


書類やプリント、事務道具など定期的に確認したいようなものをまとめておくと、必要なときに慌てて探さずに済むでしょう。


赤ちゃんのお世話グッズや水遣りが必要な植物など、よく移動させるようなものも移動可能な家具にまとめると作業効率が上がります。


このほかにも、移動可能な家具に以下のようなものを収納しておくと便利です。


  • 調理道具

  • 食器

  • ティーセット

  • 調味料

  • 冷蔵庫に入れない野菜や果物

  • 食品や飲料のストック

  • 子どもの登園(登校)セットや勉強道具

  • ノートパソコンやモバイルバッテリーなどのガジェット

  • 化粧品

  • 洗濯用品

  • 屋外で使う工具や薬剤


一戸建てならリフォームも検討する

一戸建ての場合、リフォームで収納を増やすことも可能です。


収納を増やすための住宅リフォームは、既存の壁や床を壊さない小さなリフォームから、間取りを変更する大がかりなリフォームまで規模が様々です。


特定の部屋に今より少しだけ収納が欲しいという場合は、現在の間取りに造作棚や壁面収納を取り付けて収納力を上げましょう。


フローリングの床に設置できる小上がりの畳ユニットは、リビングに和の空間と収納力が欲しい人におすすめです。


しかし小さなリフォームだとしても、住宅リフォームはDIYなどに比べれば大きな費用がかかります。

収納を増やすためのリフォーム費用相場は以下を参考にしてください。


〈収納リフォームの費用相場〉

リフォームを行なう際は室内工事が必要になるため、費用面だけでなく、工事期間中の生活にも多少の負担がかかります。


「収納は増やしたいけどリフォームまでは手が出せない」と悩む方は、使っていない荷物を手軽に預けられるモノオクの活用を検討してはいかがでしょうか。


家の収納を増やしたいならモノオクへ相談!

家の収納を増やすなら、収納スペースを増やす以外に「荷物を預ける」という方法もおすすめです。


モノオクは、荷物を預けたい人と空きスペースを活用したい人をつなぐ物置きシェアサービスです。


「そもそも家が狭い」「収納が足りない」「荷物が増えて困っている」というシーンでは、モノオクを利用して自宅の大小様々な荷物を預けてはいかがでしょうか。


モノオクでは、すべての人が安心してサービスを利用できるよう、荷物や取引にルールとマナーを設けています。

モノオクで預けられる荷物、預けられない荷物は以下を参考にしてください。


〈モノオクで預けられる荷物の例〉

  • 楽器(※)

  • タイヤ(※)

  • お客様用布団

  • 雛人形

  • 季節家電

  • ベビーベッド

  • スノーボード

  • スキー板

  • 引越しなどの一時的な荷物 など


〈モノオクで預けられない荷物〉

  • 農薬やナイフなどの危険物

  • 燃料などの可燃物

  • 磁気の影響を受けるもの

  • 生き物や植物、種子

  • 美術品や宝石、骨董品

  • 生鮮食品

  • 異臭のする物

  • 仏事関連品

  • 常温管理できない物 など


※壊れやすいものや保管に注意が必要なものはホスト・ゲスト間で荷物内容や保管方法を確認の上、契約する必要があります。


詳しいマナーはこちらをご確認ください。

ルールとマナー|モノオク


まとめ

家の収納を増やすには、デッドスペースを活用して収納力を上げる方法がおすすめです。

デッドスペースではラックや棚など壁面で使えるアイテムのほか、突っ張り棒を活用して身の回りの物を上手に収納しましょう。


収納家具やハンガーラックを使うと見せる収納を作りやすく、インテリアを楽しみながら収納を増やせます。


自宅で収納を増やせそうになく、荷物の行き場に困っている方は、使わない物を簡単に預けられるモノオクの利用をぜひご検討ください。


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