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2021/12/08(水) 00:00

マンションの収納のコツはコレだ!オススメ収納テクニックを紹介

ウォークインクローゼット

マンションの収納は、家族向けと一人暮らし用とではスペースの取り方がことなるのでしょうか。

一人暮らしの時には自分の持ち物だけを収納できればよいですが、家族でマンション暮らしをする際に役立つ収納のコツやテクニックなどを知っておくと、部屋をすっきりと使うことができます。


この記事では、ファミリー向けのマンションとワンルームタイプのマンションを比較して、特に家族が住んでいるマンション固有の収納スペースについて紹介しています。

家族で暮らす際の収納のコツや、マンション固有の収納スペース別に使える収納テクニックを知りたい際にお役立てください。


理想の収納は導線の確認から

理想の収納を実現するために、やるべきことについて解説します。マンションに家族で住む場合には、家族全員の行動を考慮する必要があるでしょう。


家族の日常の動きに合わせた収納を

家族でマンションに住む場合、一人暮らしの時よりも家族が増える分、荷物やストックする物も増えるため、収納スペースも大きく取る必要があります。


また、一日の中でどのような導線で動くかは、家族によっても異なるでしょう。

そのため「同じジャンルのものだから」と一か所に集めてしまうと、誰かにとっては便利でも、他の人には便利ではない可能性があるのです。


たとえば、本をすべて一か所の本棚に集めてしまった場合、本棚に近い部屋の家族にとっては便利に感じることでしょう。しかし、本棚から遠い部屋や、日常の導線上で本棚の場所へ行く機会の少ない家族がいる場合はどうでしょうか。


当たり前のことですが、本は読むために存在します。本棚から本を取り出した後には、多くの場合落ち着いて読める場所へと移動するものです。

本棚のある場所から読書する空間へと必ず移動するのであれば、最初からソファや椅子などがある読書スペースの近くに本棚があった方がよいでしょう。


また、部屋の間取りによっては、各自の部屋までの距離が平等な場所や、部屋の入り口側に本棚を置いた方がよい場合もあります。

リビングだけでなく、家族が別の部屋で本を読みたいときにも、便利な場所を考えて収納することが大切なのです。


もちろん「本は各自の部屋で管理するから、一か所には収納しない」というパターンもあるでしょう。

本に限らず、雑貨類や身の回り品など、家族の日常の動きに合わせた収納場所を考える必要のあるものは、ほかにも色々とあります。


家族でマンションへ住む際の収納の考え方として、他のアイテムについても、本棚の本と同様に考えるとよいでしょう。


一人暮らしと違う!マンション固有の収納スペース

部屋の内装

最近の家族向けマンションには、一人暮らし用のマンションと違い、少ない空間を上手に活かせるよう、以下のような収納スペースがデフォルトで設置されていることがあります。


シューズクローク

シューズクロークとは、靴を履いたまま入れる収納スペースのことです。多くの場合、シューズクロークは玄関横に設けられており「シューズインクローゼット」と呼ばれることもあります。


シューズクロークは玄関にあることが多いため、靴を置くスペースとして使うことも可能ですが、シューズクロークは下駄箱とは異なります。


下駄箱は靴を収納することを想定したボックスタイプの棚が設置されているのが一般的ですが、シューズクロークはある程度高さのあるスペースが設けられています。

そのため、靴以外のアイテムも収納することができるのです。


たとえば、コートや傘などのアウターやレイングッズなどが収納できるほか、ゴルフバッグやスケートボードなどのアウトドアスポーツアイテムもしまえます。

小さな子どもがいる家庭なら、スコップやミニバケツなど、砂場遊びグッズを収納するのもよいでしょう。


また、アレルギー対策などで、アウターや屋外で使用するものを部屋の中心まで持ち込みたくない場合などに便利です。

外出時にうっかり忘れて部屋へ取りに戻る、といった手間も軽減できます。


ウォークインクローゼット・ウォークスルークローゼット

ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットは、どちらも通常のクローゼットと違い、ウォークイン(歩いて入れる)ことが特徴です。


ウォークインクローゼットとウォークスルークローゼットの違いは、ウォークイン(歩いて入れる)か、ウォークスルー(歩いて別の部屋へ行けるか)という点にあります。


つまり、入口が1つならウォークイン、2つ以上あるならウォークスルーとなります。

ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットは、通常のクローゼットよりもスペースが広く取られているのも特徴です。


そのため、ウォークインやウォークスルークローゼットがあれば衣替えの必要がなくなります。また、クローゼット自体を着替えエリアにするといった活用の仕方もあるでしょう。


服だけでなく、バッグやアクセサリーなども収納できるためコーディネートが考えやすい特徴もあります。おしゃれ好きなファミリーにとって、ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットは魅力的な収納スペースといえるでしょう。


パントリー

パントリーとは、キッチン横にある簡易的な収納スペースのことです。パントリーに棚などを設置することで、食品や調味料などが保存できるため「食品庫」と呼ばれることもあります。


常温で保存する米や小麦粉などのほか、缶詰やレトルト食品、各種調味料やハーブなどを収納できるスペースです。


保存食品や野菜などを置くスペースは意外と確保に苦労することも多いため、パントリーがあると、雑然としがちなキッチンをすっきりと片付けることができます。

防災用の保存食などを置くスペースとして活用したり、フードプロセッサーやスケールなどの調理器具を並べたりするのもよいでしょう。


料理が好きで、常備しておきたい食材や調味料の多い人や、自宅で食事をとる家族が多い場合などには、あると大変便利な収納スペースです。


また外食の多い家庭でも、水やペットボトル飲料のストックを置く場所として活用できます。食器棚に入りきらない食器や容器などを置くのもよいでしょう。


トランクルーム

トランクルームとは、地下フロアなどに存在する収納エリアのことです。

マンション内の別棟にトランクルームが設置されていることもあり、マンションによって利用できるトランクルームの形や広さは異なります。


部屋単位で収納できるスペースが決まっており、キャンプ用品やタイヤ、スノーボードなど比較的大きなものもしまえるのが特徴です。


一定の季節にだけ使用するアイテムやアルバムなどの思い出の品、スーツケースといった毎日使わないものはトランクルームへ収納するとよいでしょう。


トランクルームが利用できるタイプのマンションの場合、使い方次第では住環境の収納スペースをかなり節約することができます。


ベビーカーやベビーベッドなど、赤ちゃんが大きくなって今は使わなくても「2人目ができたらまた使うかもしれない」というようなアイテムも収納することが可能です。

マンション内の収納スペースが小さくても、トランクルームが利用できれば収納の問題が解決できる場合もあるでしょう。


収納スペース別!オススメ収納テクニック

収納をする女性

上記で紹介した収納スペース別に、収納のコツを紹介します。収納スペースを上手に使うことで、部屋がすっきりするだけでなく、家族全員の住みやすさもぐっとアップすることができるでしょう。


シューズクロークでの収納のコツ

シューズクロークは靴以外の物をしっかり収納するための工夫がポイントとなります。


ハンガーラックをかける

ハンガーラックを設置して、コートなどの衣類もかけられるようにするとよいでしょう。フックを使うことで、傘の管理も簡単になります。


バスケットの設置

子供のおもちゃなど、頻繁に持ち運ぶがかさばりやすいものは、バスケットを置いて中に入れておけば、そのまま持ち運びが可能です。


棚にシートを敷く

砂などの汚れが気になる場合は、棚の上にシートを引くとよいでしょう。棚が汚れるのを防いで、お掃除も楽にできるようになります。


靴の収納に使う場合

靴のスペースが足りない場合は、ブーツやサンダルなどよく履く時期を過ぎた靴はクリーニングして、別のクローゼットやトランクルームへしまう方法もあります。


スニーカーなど、コレクションで通年履く靴をたくさん持っている場合は、シューズクロークを靴専用の収納スペースにしてしまってもよいでしょう。


突っ張り棒式のシューズラックなどを設置すれば、靴の衣替えが必要ないほどたっぷりと収納力を発揮することができます。


ウォークインクローゼット・ウォークスルークローゼットでの収納のコツ

ウォークインクローゼットなどは、そもそも特に工夫をせずとも収納しやすいような設計になっています。さらに以下のような工夫をすると、より収納がしやすくなるでしょう。


カラーボックスなどを同じサイズで並べる

同じサイズ感のカラーボックスを複数個並べることで、収納しやすいだけでなく、見た目も美しく収納することができます。

歩いて入れるクローゼットは、特にウォークスルークローゼットなら「魅せる収納」も意識したいところです。

家族が多い場合には、カラーボックスの色を変えたり、ネームタグを貼るなどして、各自のアイテムをしまったりするとよいでしょう。


突っ張り棒と布タイプの収納ケースを組み合わせる

ワイシャツなどの頻繁に使うアイテムは、突っ張り棒で作った棚に布タイプの収納ケースを置くことで出しやすく、またしまいやすくすることができます。

収納ケースのサイズに合わせて、ワイシャツやシャツのたたみ方を変える、といった工夫も大切です。


扉にフックをかける

クローゼットの扉にフックをかければ、そこにも服をかけられます。帽子やマフラーなどの小物類をまとめてかける場所にするのもよいでしょう。

ドアにかけてそのまま締められるタイプのフックを選べば、急な来客でクローゼットを隠したい時にも困りません。


使用頻度に合わせて収納箇所を分ける

ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットに限らず、クローゼット全般にいえることではありますが、クローゼットの上部はデッドスペースになりがちです。


手の届きにくい部分でもあるため、よく使うものが収納しにくいデメリットはあるものの、できればクローゼット上部も有効に使いたいところです。


クローゼットを上・中・下の3ヶ所に分け、使う頻度の多いもの順に下の方から収納していく方法がおすすめです。上に行くほど使う頻度が少ないようにすれば、出し入れのストレスも抑えられるでしょう。


パントリーでの収納のコツ

調味料や食品など、細かいものがごちゃごちゃしがちなパントリーは、以下のような点を意識して収納しましょう。クローゼットの項で紹介した上・中・下に分ける収納方法は、パントリーでも応用可能です。


普段使わないものや賞味期限の長いものは上に置く

缶詰や乾物などの賞味期限が長いものや保存食、使用頻度の低い調理器具などはパントリー上部に置くようにします。

重箱やお正月用の食器など、季節ごとのイベントで使う食器類なども上部へ置くのがおすすめです。


使用頻度の多い調味料や食品は真ん中に置く

普段の料理で登場回数の多い調味料やハーブ、スパイスなどは、手の届きやすい真ん中へ配置します。

使用頻度の高いものを上部や下部へ置いてしまうと、元ある場所へしまう行為がストレスとなってしまうため、取り出しやすさ優先で収納します。

目につきやすい部分でもあるため、調味料ケースを統一するなどして、すっきり見えるような工夫もするとよいでしょう。


鍋やフライパンなど、重いものは下に置く

大きな鍋やフライパンなど、重量のあるものはパントリー下部へ置きましょう。取っ手を外して重ね置きができるタイプの鍋やフライパンが収納しやすくおすすめです。


トランクルームでの収納のコツ

トランクルームはいわゆる「箱だけ」が用意されており、棚などの収納ツールは何もないのが一般的です。

そのため、収納のコツとしてはいかに「効率よく収納するか」が重要となります。


箱などはなるべく同じサイズのものを重ねる

箱を重ね置きする場合は、同じサイズのものを選んで重ねるようにします。細かなものは使用しない靴箱などにしまって重ね置きするとよいでしょう。

スーツケースなどがある場合、スーツケース内にものを入れてしまう方法もあります。


重いものは必ず下に置く

長期間使わないアイテムを収納することも多いトランクルームでは、重いものは必ず下へ置くようにしましょう。

なぜなら、長年積み上げたままにして保管していると、上部の重みで下部の箱が潰れてしまう可能性があるからです。


段ボールなどでしまう場合は、箱に名前を書き入れておきましょう。中に何が入っているかが外からでも分かるため、いちいち開けて中を確認しなくて済むため便利です。


マンションの収納にお困りならモノオクがオススメ!

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収納スペースが少ないマンションでもモノオクなら収納に困らない!

古いマンションなどは、新しいマンションに比べると、収納スペースが少なかったり狭かったりするのが一般的です。トランクルームが利用できればよいですが、そもそもトランクルーム自体が設置されていないケースも多いでしょう。


そのような場合でも、モノオクを活用することで、荷物の整理を簡単に行えるようになります。


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利用したい期間は最短1ヵ月から、ホストとの交渉次第では、それよりも短い期間で短期利用することもできます。

収納場所に困ったら、安心の荷物補償サービスも受けられるモノオクの利用を検討してみましょう。


まとめ

家族向けのマンションでは、一人暮らし用のマンションと比べると収納スペースは多く取られています。ただし、家族の導線や使い勝手を考えて収納しないと一部の家族から不満が出たりする可能性もあるため、注意が必要です。


家族向けマンションには、トランクルームやウォークインクローゼットなど、備え付けの収納スペースも多いものです。


フックや突っ張り棒などを使い、箱やカラーボックスはサイズを揃えて、使用頻度の高くないものは上部や下部へ収納するといったテクニックを使えば、すっきりと収納できるでしょう。


収納スペースや収納方法で困った場合は、気軽に利用できるモノオクのサービスを使ってみてはいかがでしょうか。

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