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2021/7/14(水) 00:00

本の収納に困ったらどうする?大切な本を保管する方法とは

積み上げられた漫画

ふと気付くと本が本棚からあふれ、山積みになっていることはないでしょうか。特に本好きの方は、読まなくなった本でもなかなか処分できないかもしれません。

「読みたいと思った本がなかなか見つけられない」「整理したくてもどこから手をつければ良いのかわからない」という方でも、本の収納を見直すことで悩みを解消することができます。

この記事では、大事な本の収納方法や保管方法について解説しています。本の収納方法に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

本の収納に困ったら……

積み上げられた漫画

増えてしまった本の収納を考える前に、現在持っている本を一度整理しましょう。本当に必要な本だけを手元に残すためには、整理することが大事です。

ここでは、本を整理するときのポイントや、処分方法を紹介します。

まずは本の整理をする

最初に、必要な本と不要な本を大まかに分別していきます。本棚に本をすべて収納できていても、読まない本が多く残っていると、読みたい本を探す際に邪魔になるかもしれません。

本棚をスッキリさせるためにも、不要だと思う本は思い切って処分してみるのがおすすめです。「3年間読んでいない本は処分する」など、自分なりのルールを決めると判断しやすくなります。

「いつか読むかもしれない」と思い、何年も残している本でも、年数を自分なりに決めることで処分に踏み切れるでしょう。

本の処分について

不要な本を分別できたら、種類や状態によって実際に処分する方法を考えます。

カビや日焼けがあるなど傷んでしまった古い本は、売却や寄付が難しいため、資源ゴミとして資源回収の日に出してください。サイズや種類別に仕分けてヒモでしっかりとまとめておくなど、業者の方が回収しやすいようにしておきましょう。

状態が良く人気のある本は、買取業者やインターネットオークション・フリマアプリなどを利用する方法がおすすめです。珍しい本や専門書などは特に売れやすいので、思わぬ収入になることもあります。

また、自分が読まなくなった本でも、誰か読みたい人がいるかもしれません。もし、現在でも需要のありそうな本があるなら、図書館や病院などの施設へ寄付することを検討してみるとよいでしょう。

ただし、寄付を受け付けているかは施設によって異なるので、事前に必ず確認するようにしてください。寄付を受け付けていたとしても、劣化や汚れが目立つ本は断られる可能性があるので注意しましょう。

本の収納方法について

テレビの前に置かれた本

本の収納方法を考える際には、最終的にどのような形にしたいのかをイメージするのが大切です。機能性やデザイン性など、収納において何を重視したいのかによって収納方法は変わってきます。

本の種類に分けて収納する

「本を取り出しやすい・探しやすいように収納したい」というように機能性を重視した収納にしたい方は、ジャンルやカテゴリ別に分類するのがおすすめです。雑誌・単行本・ハードカバーなどに分類し、さらにサイズごとにグループ分けすると、きれいにまとまります。

グラデーションを意識する

「本を収納した際の見た目を重視したい」という方は、本の背表紙を色ごとに分け、全体的に見てグラデーションになるように並び替えるとよいでしょう。色味を整えることで、雑然としている見た目の本棚にも統一感が生まれ、見た目が美しくなります。

また、ブックカバーの種類ごとにそろえたり、右肩上がりになるように並べたりするだけでも、スッキリとした見た目に仕上がるでしょう。

本棚にはスペースを作る

本をインテリアの一部として演出したい方は、本棚にスペースを作って収納する方法がおすすめです。

本棚に持っている本をできるだけ多く詰め込もうとすると、見た目にも余裕がなく圧迫感を与えてしまいます。また、本を読もうと思っても取り出しにくく、使い勝手が良いとはいえません。

そこで、本を本棚にある程度隙間を持たせて並べることで、おしゃれな収納へと変わります。スペースを作っておけば、本もスムーズに取り出しやすくなり、ストレスを感じることもないでしょう。

あえて本棚以外の場所に置く

本の収納といえば本棚が一般的ですが、あえて本棚以外の場所に置き、魅せる収納としておしゃれな空間を演出することも可能です。それほど本の数が多くない場合には、特におすすめの方法だといえるでしょう。

この場合はブックスタンドを使って、出窓や家具の上に本を並べていきます。ブックスタンドにはさまざまなデザインや素材のものがあるので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。また、ブックスタンドを使わずに、おしゃれな小物などの間に本を置く方法もあります。

雑誌や写真集などをバスケットやマガジンラックに入れ、リビングに置いておくのも魅せる収納方法の一つです。

本の保管方法は?

本棚から溢れた本

本は紙でできているため、本棚にきれいに並べていたとしても、間違った方法で保管すると劣化して傷んでしまいます。大切な本をいつまでも良い状態で保管しておきたい、と考える方は少なくありません。

ここからは、本に適した環境を整えて保管する方法を紹介します。

日焼けをさせない

古本屋などで、色あせた状態の本を見たことはないでしょうか。本は紫外線の影響を受けやすく、紫外線を含んだ直射日光を受け続けると日焼けをしてしまいます。日焼けによる色あせを防ぐためには、なるべく日光に当てないように保管することが大切です。

ただし、紫外線が含まれているのは日光だけではありません。蛍光灯の光からも紫外線は出ているため、室内でもあまり光に当たらないように本を管理する必要があるでしょう。

紫外線への具体的な対策としては、以下のような方法が挙げられます。

  1.  日の当たる窓の近くに本棚を置かない

  2.  遮光カーテンを付ける

  3.  窓に紫外線防止フィルムを貼る

  4.  収納ケースに保管する

  5.  本にブックカバーを付ける

湿気対策

本の素材である紙は湿気を吸収しやすいため、長時間湿気にさらされると本の変形やカビの発生につながります。

一般的に、本の保存に適している環境は、温度16度~22度/湿度40%~60%だといわれています。湿度が高く結露が発生しやすい場所には、なるべく本を置かないように注意しましょう。

なお、ダンボールも湿度に弱いため、ダンボールに本を保管するのはおすすめしません。

どうしても湿度が高い部屋で保管しなければならない場合には、以下の対策をしてください。

  1.  定期的に換気を行ない、風通しを良くする

  2.  本の近くに乾燥剤を置く

  3.  除湿機を設置する

カビや虫被害

ホコリはカビや害虫の原因となるため、こまめに掃除することも重要です。本自体はもちろん、本棚の上部や裏側も忘れずに掃除しましょう。

日頃の掃除のほかには、以下の対策をおすすめします。

  1.  本棚にホコリ除けのカーテンを付ける

  2.  扉のある本棚に収納する

  3.  不織布のケースに入れる(通気性もあり、取っ手が付いているものは持ち運びにも便利でおすすめ)

また、カビ予防や害虫対策のアイテムとして、くん煙剤やくん蒸剤を使用するのも効果的です。

処分できない本の保管場所に困ったらモノオクで解決!

「本棚からあふれるほど本が増えてしまった」「思い入れがあるので捨てたくない」など、本の置き場所に困っている方にはモノオクの利用をおすすめします。

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一般的なレンタルルームやレンタル倉庫は値段が高く(東京都の場合1畳15,000円~/月)、多くの場合が郊外にあるため、車などがないと気軽には預けられないでしょう。

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モノオクを利用すれば、置き場所に困った大事な本も捨てずに保管が可能です。近場で保管スペースが見つかれば、本が大量にあったとしても運搬がスムーズに行なえます。本の保管場所に困ったら、ぜひモノオクを活用してみてください。

まとめ

本棚に入りきらずに山積みになったままだと、部屋の整理が進まないだけではなく、読みたい本をすぐに見つけることもできません。また、保管方法が悪いと、大切にしている本やお気に入りの本が劣化して傷んでしまうでしょう。

本をきれいな状態で保つには、温度と湿度に気を配りつつ、正しい方法で保管するのがポイントです。自宅に適した保管スペースがないなどのお悩みがある場合は、一度モノオクを検討してみてはいかがでしょうか。

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