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2021/11/03(水) 00:00

布団を収納したい!保管場所がない人におすすめの方法は?

並ぶ布団

布団は収納スペースを圧迫しやすく、毛布や枕などのかさばる寝具も一緒に収納すると、押入れやクローゼットの4分の1が埋まってしまうことも珍しくありません。このように、ある程度のスペースが必要なため、布団の収納スペースを確保できず部屋の端に寄せて置いているケースもあるでしょう。


この記事では、布団を収納する基本の方法や、長期保管する際のポイントを解説します。布団の保管場所がなく困っている方は、収納場所を借りられるサービスをチェックしてみてください。


布団の収納方法はどのようなものがある?

布団のおもな保管場所は「押入れ」「クローゼット」「部屋」の3つです。保管場所が変わると、管理の手間やメリット・デメリットに違いが出てきます。布団をどこに収納しようか悩んでいる方は、収納場所ごとの特徴を押さえておきましょう。

押入れに収納する

和室で敷布団を使っている場合、布団は押入れに収納するケースがほとんどでしょう。押入れは本来、布団を収納するために設計された収納スペースであるため間口が広く、布団の出し入れがしやすいことが特徴です。


しかし、押入れに布団や寝具をまとめて収納すると、衣類や雑貨など他のものが入れられない、布団の下に入っているものが取り出しづらいといったデメリットがあります。さらに、押入れのふすまは左右どちらかに寄せて開けるため、押入れ全体にものが入っていると奥のものが取り出しづらくなるでしょう。


また、押し入れは湿気がこもりやすい場所です。布団をしまったままにしておくと、カビやダニが発生する可能性があるため、定期的に干すなどの手入れが欠かせません。来客用の布団や季節物など使用頻度が異なる布団を重ねて収納していると、出し入れがしにくく手入れが疎かになりやすいので注意が必要です。


布団を押入れに収納する場合は、重量がなくかさばらない寝具を枕棚に収納するなど、出し入れのしやすさを考慮して、こまめに手入れができる環境を整えましょう。

クローゼットに収納する

洋風の住宅が増えていることから、洋室に備え付けのクローゼットに布団を収納している方もいるでしょう。和風のイメージが強い布団ですが、クローゼットに収納すれば部屋の雰囲気を崩しません。


しかし、クローゼットは押入れと違い、布団を収納するために設計されていないことがほとんどです。布団を収納すると、ハンガーにかけた服にシワが付いてしまったり、横幅が足りず出し入れがしにくかったりするケースがあります。


クローゼットに布団を収納する場合、布団以外の収納物のボリュームや位置を計算して、それぞれが適切なスペースを確保できるよう工夫することが大切です。ハンガーにかける服の量や布団以外の大きな荷物(スーツケース、衣装ケースなど)の有無に注意して、布団を収納しましょう。

部屋の中で布団を保管する

部屋に押入れやクローゼットがない、布団を収納するだけのスペースが確保できないなど場合、部屋に布団を出したまま保管することになります。出し入れの手間は省けますが、部屋が狭くなるのがデメリットです。


部屋の雰囲気や布団のコンディションを考慮するなら、収納袋などのアイテムを利用するとよいでしょう。部屋に出したままでもインテリアに馴染む収納袋や、布団がソファ代わりになるカバーなど、さまざまな布団収納グッズがあります。収納したい布団のサイズや数に合わせて探してみてください。ただし、布団を詰め込むタイプの収納グッズは、布団が潰れやすくなる点に気を付けましょう。


なるべく布団を潰したくないなら、ベッドのように布団を出したまま保管できる折りたたみすのこベッドを利用するのもおすすめです。折りたたみすのこベッドは、部屋で布団を干す際にも使用できるので、布団の手入れもしやすくなります。

布団を長期で保管したい場合は?

収納される布団

来客用の布団セットやシーズンオフの布団など、使用頻度の低い布団は長期間保管する必要があります。収納前に布団をしっかり乾燥させ、布団用の掃除機などをかけて清潔にしておきましょう。


そのうえで、保管中に布団のコンディションが悪くならないよう、適切な手入れを心がけることが重要です。以下では、布団を長期で保管するポイントをご紹介します。

湿気の少ない場所で保管する

丸洗いできない敷布団や羽毛布団などは、カビやダニが発生しないよう通気性を良くして保管することが大切です。布団のシーツやカバーを外し、不織布など通気性の良い布団収納袋に入れて、湿気がこもりにくい場所に保管しましょう。収納袋に布団を詰め込みすぎないことも通気性を良くするポイントです。また、畳んだ布団の隙間に防虫剤を入れておくと、虫被害も防げます。


梅雨や夏など季節によっては布団に湿気がこもることもあるので、定期的に布団を取り出して天日干しをしましょう。天日干しのあとは、布団用の掃除機をかけることで、ダニや花粉などのアレルゲンを減らせます。

布団圧縮袋を活用する

布団の量が多いときやボリュームのある布団を保管したいときは、布団圧縮袋を活用するのがおすすめです。布団圧縮袋は布団をコンパクトに保管でき、カビやダニのリスクも減らせます。


ただし、布団の形状が崩れたり、羽毛布団の場合は羽毛が傷んで寿命が短くなったりするケースもある点に注意してください。圧縮のしすぎによる極端なシワや型崩れを防ぐため、2~3ヵ月に1回程度は風通しの良い場所で布団を干しましょう。


布団を傷めたくない場合は収納袋で保管し、収納スペースを空けたい場合は布団圧縮袋を活用するなど、用途に合わせて収納グッズを使い分けることをおすすめします。

布団の保管場所がない人におすすめ方法は?

布団の収納に必要なスペースは、一緒に収納する寝具の数によっても変わりますが、最低限確保するべきスペースは敷布団のサイズから考えられます。かけ布団や毛布、枕などは、基本的に敷布団の上に積み重ねていくため、下表の横幅が確保できれば布団の保管場所に困ることは少ないでしょう。


布団のサイズ表


しかし、他のもので収納スペースが埋まっていて、布団を収納するだけの保管場所が確保できないケースも珍しくありません。以下では、布団の保管場所がない方におすすめの布団収納方法を解説します。

布団保管サービスを利用する

布団保管サービスとは、布団クリーニングと併せて、保管もお願いできるサービスです。クリーニングを申し込む際に保管期間を指定して預けられ、希望のタイミングで返却してもらえます。


シーズンオフで使わなくなった布団や、来客用で清潔に保管しておきたい布団などは、布団保管サービスを利用すると自宅の収納スペースを有効活用できるでしょう。布団を適切な環境で保管してもらえるため、こまめな手入れが苦手な方にも心強いサービスです。


ただし、急に布団が必要になっても手元に届くまでに時間がかかる、最長保管期間の定めがあるといったデメリットもあります。また、基本は申し込み手続きや梱包作業などを依頼者側で行わなくてはなりません。そのため、時間に余裕があり、プロの管理のもとで布団を保管しておきたい方におすすめです。


〈布団保管サービス利用時の流れ(例)〉

  1. 保管期間と返却時期を指定して、布団のクリーニングと保管を依頼する

  2. 布団保管サービス業者から自宅に送られてくる宅配キットや発送伝票を使って、布団を梱包・発送する

  3. 布団保管サービス業者で布団の検品・クリーニングが行なわれ、指定した時期まで保管される

  4. 指定の時期に布団が返却される


シェアリングサービスを活用する

近年は民泊やレンタルスペースなど、多くのシェアリングサービスが展開されており、物置きシェアリングサービスもあります。物置きシェアリングサービスとは、場所を必要とする方と、空いたスペースを有効活用したい方をつなげるサービスです。物置きのシェアリングサービス「モノオク」は年々利用者が増え、2019年6月には登録ユーザー数が1万人を突破しました。


モノオクは、一般的なトランクルームに比べて利用料金がリーズナブルなうえ、面倒な手続きや審査がありません。例えば、東京都内で1畳のスペースなら、一般的なトランクルームでは月額1万5,000円ほどが相場なのに対し、モノオクでは月額6,000円程度でレンタルできます。


さらに、初期費用や管理費用などがなく借りるスペースの料金のみで荷物を預かってもらえる点や、登録から決済までWeb上で完結する点もモノオクならではの特徴です。


また、荷物補償サービスを自動適用したり、ルール・マナーをわかりやすく周知したりするなど、ホストも依頼者も安心してサービスを利用できる環境が整えられています。

布団の保管場所がない……そんなときはモノオクで解決!

布団の保管には、最低でも横幅100cm以上のスペースが必要なため、布団に収納スペースが圧迫され、困っている方もいるでしょう。もし、自宅での保管が難しいと感じたら、一度モノオクの利用を検討してはいかがでしょうか。


以下では、布団の保管場所をモノオクで探すメリットをご紹介します。

布団保管場所をモノオクで探すメリット

布団の保管場所探しにモノオクを活用した場合、以下のようなメリットがあります。

・手続きはすべてWeb上で完結するため簡単に利用できる

モノオクなら、布団を預けたいと思ったときにすぐ利用登録を始められます。モノオクの登録方法は、メールアドレスまたはFacebookで新規登録を行ない、プロフィール(名前、地域、自己紹介、電話番号)と利用用途を入力して完了です。


利用登録後、預け先の検索やホストとの相談、決済などがすべてWeb上で進められ、パソコンやスマートフォンだけで簡単に手続きができます。


・初期費用や管理費用が不要で、費用は借りるスペースの金額のみ

モノオクを利用して布団を保管する際、初期費用や管理費用はかかりません。任意の期間、布団の収納に必要なスペースの月額料金のみで保管可能です。


一般的に、布団1組の保管なら1畳分のスペースで間に合うため、料金は最低金額で済むでしょう。2組以上の布団でも重ねて収納できるようにあらかじめ収納袋などに入れておけば、1畳分の料金で保管できます。

・予定が変わって延長したい場合は、ホストとの相談次第で保管延長ができる

予定の変更などで保管期間を延長したい場合、ホスト側の了承があれば、保管期間の延長が可能です。「布団保管サービスの最長保管期間より長く預けたい」「予定が曖昧なため柔軟に対応してもらいたい」などの希望がある方は、モノオクで条件交渉可能なホストを探してみるとよいでしょう。

・自宅近くで保管場所を探せるため、大量の布団も搬入・搬出が楽

家族全員分の布団や、使用していない大量の布団などを外部で保管しようとすると、運搬に多くの労力がかかり、配送料金もかさみます。モノオクでも、預けたい荷物の搬出・搬入は自分もしくは配送業者が行ないますが、自宅近くで保管場所を探せるため、少ない手間で搬入・搬出ができるでしょう。


なお、モノオクは利用者が年々増えており、東京都で約640件、神奈川県で約200件、大阪府で約250件の登録があります(2021年8月現在)。

・荷物の出し入れが比較的自由で、都合に合わせて荷物を整理できる

ホストの対応可能時間に制限がなく、荷物の出し入れが比較的自由にできる空きスペースも多く登録されています。土日や平日など、時間帯に関係なく布団を搬入・搬出できるため、自身の都合に合わせて予定を立てられるでしょう。


また、湿気でカビやダニが繁殖しやすい布団は、トランクルームなどのように閉めきった空間よりも、人が出入りし、こまめな換気が行なわれる空間のほうが保管場所としては適しています。忙しい方や布団のコンディションが気になる方には、大きなメリットになるでしょう。

まとめ

布団を自宅で保管する場合、「押入れ」「クローゼット」「部屋」のなかから保管場所を選ぶケースがほとんどでしょう。保管する際は、カビやダニ対策のため湿気がこもらないようにしたり、効率良く収納できるよう布団圧縮袋を活用したりするなどの工夫が大切です。


自宅に布団の保管場所がない場合は、布団クリーニングと併せて保管を依頼できる布団保管サービスや、自宅近くですぐに保管場所を探せる物置きシェアリングサービスを利用しましょう。


全国の空きスペースをリーズナブルな費用でレンタルできるモノオクなら、荷物の出し入れが比較的自由にできる空きスペースを探せます。登録数が豊富で自宅近くでも見つけやすいので、布団の保管場所に困っている方はモノオクの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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