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2022/5/25(水) 00:00

一人暮らしでも収納に困らないコツとおすすめグッズを紹介

一人暮らしでは、家族向けの物件に比べて収納スペースが少なく、趣味やコレクションが多い人ほど収納に困ってしまうのではないでしょうか。都内などひとつひとつの土地が小さいエリアでは、一人暮らしは1Kやワンルームといった間取りが一般的。収納が足りないと部屋が片付かず、コンパクトな間取りがさらに手狭になってしまいます。


そこで今回は、一人暮らしで収納に困っている方へ向け、誰でも実践できる収納のコツを紹介します。あると便利な収納グッズについても解説しているので、手っ取り早く収納スペースを増やしたい方はぜひ参考にしてください。


一人暮らしの収納のコツ

一人暮らしの物件は収納に限りがあるように感じられますが、収納スペースは工夫次第で自分好みに増やせます

収納付き家具や収納棚を置く以外にも収納スペースを増やすコツを知って、すっきり片付いた部屋作りを目指しましょう。部屋がきれいに片付いているとインテリアも映えやすく、部屋のコーディネートが楽しくなります。


一人暮らしで物をすっきり収納するために知っておくべき3つのコツを見ていきましょう。


デッドスペースを上手に活用

一人暮らしの物件はコンパクトな間取りがベースのため、部屋が狭く備え付けの収納も小さい傾向があります。そのため、室内にどれだけ「無駄なスペース(デッドスペース)」を作らないかが、部屋の収納力を左右します。


室内でデッドスペースになりやすい場所には、以下のような場所があります。


  • ベッドの下

  • 洗濯機の上の空間

  • 冷蔵庫周り

  • シンクの下

  • クローゼットの空いている空間

  • 収納扉の裏


これらの空間に収納ケースを入れる、突っ張り棒などで収納エリアを作ることを意識するだけで、部屋に多くの収納スペースを作れます。デッドスペースに収納を作るとどのような物を片付けられるのかイメージして、必要性の高い場所から収納を作ってみましょう。


・ベッドの下

脚付きベッドを置いている場合、ベッドの下にデッドスペースが生まれます。アウトドアグッズやスキー板など頻繁に使わない長物があれば、ベッドの下に収納することでクローゼットを広く使えるでしょう。


ベッドの下に入れて使える収納ケースを活用すれば、引き出し代わりになり、洋服や寝具を畳んで収納できます。ベッドの下はホコリや湿気が溜まりやすい場所のため、これらの汚れが入りにくい蓋付きケースを活用しましょう。キャスター付いているものなら出し入れも楽になります。


・洗濯機の上の空間

洗濯機付近はランドリーラックを設置すると手軽に収納場所を作れます。備え付けの収納が少ない一人暮らしの脱衣所(洗面スペース)は、洗濯機の上の空間を活用するだけで洗濯洗剤や洗面用具、タオルなどをまとめて収納できるでしょう。洗濯前の洋服もカゴやケースを使えば洗濯機の上の空間に置いておけます。


ランドリーラックが設置しにくい場合、突っ張り棒やL字金具を使って棚をDIYする方法もおすすめです。好きな高さに棚を設置できるため、収納したい物のサイズが分かっていれば空間を無駄なく活用できるでしょう。


・冷蔵庫周り

冷蔵庫周りは隙間ができやすい場所です。活用できそうな隙間があれば、スリムラックを使ってキッチン収納を増やしてみましょう。食品や消耗品のストック、キッチンツールやレシピ本など、キッチンで使用する小物をすっきり収納できます。


また、冷蔵庫はマグネットの収納グッズと相性が良く、近年は冷蔵庫に磁石で付けられるスパイスケースやラップケース、キッチンペーパーホルダーなどもあります。マグネット式のフックを使えば調理器具や布巾もかけられ、行き場のない道具をすっきりと片付けられるでしょう。


・シンクの下

排水パイプが通っているシンクの下は収納が難しい場所の一つです。調理器具や洗剤をそのまま収納すると上部にデッドスペースができるため、コの字ラックやディッシュスタンドを使って空間を無駄なく活用しましょう。既製の収納グッズでサイズが合わない場合は、突っ張り棒で棚を作る方法もおすすめです。


・クローゼットの空いている空間

枕棚の上部やハンガーに掛けている洋服の下などは、デッドスペースになりやすい場所です。空いているスペースは収納ケースやカゴを並べ、隙間をなくしましょう。


ハンガーの洋服は丈をそろえて並べることで下にまとまった隙間ができ、スペースを活用しやすくなります。

奥の壁に突っ張り棒を横向きで設置すれば、帽子やエチケット用品などの小物を掛けられ、取り出しやすくすっきりとしたクローゼット収納ができるでしょう。


・収納扉の裏

貼り付けて使うフックを扉裏に付ければ、小物を掛けて収納できます。キッチンシンクや洗面台、下駄箱など、今ある収納スペースの扉を有効に活用しましょう。クローゼットの折れ戸や玄関扉の内側は見落としやすいポイントです。


また、リビングではテレビボードの裏でフック2個とハンガーネット(ワイヤーネット)を使用すれば、ごちゃごちゃとしやすい配線をボード裏に隠して収納できます。


収納をエリアで考える

収納がうまくいっていないと物が散らかり、その物の取り出しやすさや使い勝手が半減します。物の置き場所に決まりがない場合は部屋が常に散らかり、必要な物がすぐに見つからず困るケースもあるでしょう。

収納が苦手な方は、使用するシーンやジャンルごとに物の収納エリアを決め、エリア別に管理する方法を試してみましょう。


例えば、日用品は「洗剤」「掃除ブラシ」などのアイテムでまとめるのではなく、「洗濯用」「お風呂用」など使用するシーンが同じ物同士でまとめたほうが使い勝手が良くなります。散らかりやすい書類や貴重品なども、ジャンル別にしまうエリアを作ると見やすく収納できます。


クローゼット内では、毎日着るスーツや洋服のエリア、着る頻度が少ないおしゃれ着のエリアなどのように洋服にもエリアを設けましょう。


物を増やさない

収納スペースを考えずに洋服やインテリアなど欲しい物を買っていると、収納スペースに対して物が増えすぎてしまいます。実家暮らしから一人暮らしになって間もないうちは、物を増やさない意識を持つようにしましょう。

コンパクトな間取りで収納スペースも少ない一人暮らしでは、「どのように収納するか」だけでなく「いかに物を増やさないか」と考えることも大切です。


必要な物だけを厳選していても一人暮らしの部屋で収納が足りない場合は、トランクルームやモノオクなど、荷物を預けられるサービスを利用することも検討してみましょう。


一人暮らしならこれを買うべき!おすすめ収納グッズ

一人暮らしの収納では、収納グッズが増えることに比例して部屋が狭くなります。ただでさえ部屋の広さを確保したいコンパクトな間取りのため、収納スペースを増やす際は部屋に圧迫間が出ない方法を選びましょう。


例えば、今ある収納を無駄なく使ったり、棚裏や扉裏などの見えない場所を活用したりすると、部屋の広さを保ったまま収納スペースを増やせます。


一人暮らしの収納でデッドスペース活用におすすめの収納グッズを紹介します。


突っ張り棒

洗濯機の上やクローゼットなど、壁に囲まれた空間のデッドスペースを活かしやすい点が突っ張り棒の特徴です。トイレの天井付近やトイレタンクと壁の間なども突っ張り棒を使えば簡単に収納スペースを作れます。


シンク下の収納スペースのように棚板がなく使い勝手が悪い場所は、2本の突っ張り棒と板を使えば簡易的な棚になり、もともとある収納スペースを無駄なく活用できるでしょう。


突っ張り棒は壁に沿わせるようにしてフックを掛ければレールラック代わりにもなります。突っ張り棒を使用する際は物の重さで落ちてしまうことがないよう、デッドスペースの広さや収納したい物に合わせたサイズ・強度の突っ張り棒を用意しましょう。


ドアハンガー

見落としがちな扉の裏にドアハンガーを掛ければ、扉のサイズに収まるほとんどの物を掛けて収納できます。クローゼットでは、重ねて収納しにくいバッグや帽子をドアハンガーにかけることで多くのスペースを作れるでしょう。


また、玄関扉にドアハンガーを活用するとコートやジャケットを室内に持ち込まずに掛けておけます。持ち手穴のあるファイルボックスをフックに掛ければ郵便物を一時的に入れておいたり、マスク収納に活用したりできます。


ハンガーネット

ステンレスでできた網目状のパネルは、一人暮らしの収納で活用しやすい万能アイテムです。ワイヤーネットやメッシュパネルとも呼ばれ、専用の薄型フックやラック、タオルハンガーなどもあります。


ハンガーネットは扉や家具の裏に付ける以外にも、突っ張り棒を支柱代わりにしたり、複数枚を結束バンドでつなげてコの字やロの字、バスケットのようにしたりすることも可能です。


絡まりやすい配線や失くしやすい小物もハンガーネットを活用すればスリムにまとめられ、管理や掃除が楽になるでしょう。


マグネットラック

磁石で付くラックです。冷蔵庫や洗濯機、浴室の壁など、磁石が付く場所ならどこでも取り付けられ、移動も簡単。キッチンや洗濯機はマグネットラックを使えばサイドのスペースに物を収納できるようになり、デッドスペースを有に活用できます。マグネットの強度によって置ける物に限りがありますが、キッチンではスパイスやラップなどの軽い物ならまとめて収納可能です。


また、マグネットが付かない場所では壁側に受けとなるマグネットシートを取り付ければ、どこでもマグネットラックを使えます。壁に受けのマグネットシートや磁石を貼る際は、先にマスキングテープを貼り、壁紙を保護しましょう。


一人暮らしであふれる収納物はモノオクで解決!

デッドスペースを有効活用しても物があふれて片付かない場合は、日常的に使っていない物が混ざっていないか見直してみましょう。


季節外れの洋服や家電、趣味のグッズやシーズンスポーツの道具などは、一人暮らしでは収納しにくい荷物。使用頻度が少ない大型の荷物があればモノオクの空きスペースを利用して、部屋を広々と活用してはいかがでしょうか。


モノオクは1畳分の広さから空いたスペースを借りられる物置きシェアサービスです。初期費用や登録費用がかからず、荷物を預けるための費用は実際に借りるスペースの料金のみ。


Webから登録を済ませて簡単に荷物を預けられるため、最低限の費用で手軽な物置きサービスを探している方にもおすすめです。


モノオクは全国に空きスペースがあり、荷物を預ける期間もホストと相談が可能。荷物の補償サービスもあるため、大事なグッズやスポーツ道具も安心して預けられます。


まとめ

一人暮らしで物があふれて困っている方は、収納スペースに無駄がないか、物を増やしすぎていないか見直してみましょう。デッドスペースの活用には、突っ張り棒やドアハンガーなど、省スペースで収納力が上がるグッズを使用するのがおすすめです。


収納スペースを増やしても片付けがうまくいかないときは、手軽に荷物を預けられるモノオクの利用をご検討ください。


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