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2022/7/07(木) 00:00

狭い部屋でも部屋をキレイに広く見せるための収納テクニックを紹介

収納が少ない狭い部屋では、部屋に置いた荷物が空間を狭く見せてしまうことがあります。

しかし、部屋を広く見せようと収納に荷物を詰め込むと、使い勝手が悪くなり貴重な収納を無駄に使ってしまうことも。


狭い部屋をキレイに広く見せるためには、収納の使い方や部屋に入った瞬間の視界を意識することが大切です。


そこで本記事では、狭い収納でも部屋をキレイに見せるためのテクニックを紹介します。

収納が苦手な方、部屋の模様替えに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


狭い収納でも上手に部屋をキレイに見せるには

そもそも収納が狭いことが理由で部屋まで狭くなっている場合、部屋の収納力を上げることから始めてみましょう。


部屋の収納力が上がれば部屋に出したままの荷物を減らせ、部屋をキレイに見せることができます。


また、適度な収納がありながら部屋が散らかってしまう場合、部屋の収納に対して物が多すぎる可能性があります。


以下で当てはまる項目が多い場合、増えすぎた物が部屋を狭くしているかもしれません。


  • 衝動買いが多い

  • 物をよく失くす

  • セール品をまとめ買いする

  • 消耗品のストックが多い

  • まだ使える物は捨てずにとっておく


物が増えすぎて部屋が狭くなってしまうケースでは、「物の分別」と「収納」を分けて考えることが大切です。


狭い収納でも部屋をキレイに見せるためのポイントを順番に見ていきましょう。


目の付く範囲の物を減らす

収納スペースや収納家具に入りきらない物が目に付く場所に置かれていると、どうしても部屋が散らかった状態に見えます。


例えば、リビングやダイニングのテーブル、キッチンカウンターなどは、天板の面積が広く目に付きやすい特徴があります。


広い面積を持つ場所に荷物を置いている場合、荷物の置き場所を目の付きにくい場所へ変えるだけで部屋の印象を変えられるでしょう。


収納スペースに収まらない荷物はバスケットやカゴなどにひとまとめにして、入口横の足元や大型家具の横などに移動しましょう。


物の量が多く、荷物を移動しても部屋が散らかって見えてしまう場合は、荷物の分別から始めることが大切です。


荷物を分別する際は収納内の物も含めた部屋中の荷物を取り出し、必要な物と不要な物に分けていく方法が基本。


定期的な物の見直しで不要な物を処分する習慣がつくと、狭い収納を無駄にせず、物があふれない暮らしを実現できます。


荷物の上手な分別方法や片付けのコツは、以下の記事も参考にしてください。


関連記事:収納がない部屋の片付け方と収納上手になるためのコツ


デッドスペースを上手に活用

もともと小さな間取りの住宅や、収納も部屋も狭いワンルームなどでは、今以上に収納を増やすことが難しいケースもあるかもしれません。


そのような場合、家具と家具の隙間や、壁や天上付近のデッドスペースを活用することで収納スペースを上手に増やせます。


デッドスペースになりやすい場所や収納作りに活用できるアイテムをチェックして、自宅の収納を少しずつ増やしてみましょう。


〈デッドスペースになりやすい場所〉


〈デッドスペースの収納作りに使えるアイテム〉

  • ウォールラック、ウォールシェルフ

  • コの字ラック

  • チャック付き袋

  • 重ねて収納できるケース

  • ワイヤーネット

  • 突っ張り棒

  • 突っ張り棚

  • S字フック

  • 壁掛けハンガー

  • 車輪付きラック

  • ファイルボックス


収納付き家具を活用する

もともと部屋にベッドやソファを置いている場合、収納付き家具に変えることで収納力を上げられます。


収納付きベッドには、「引き出しタイプ」「チェストタイプ」「跳ね上げ式」の異なる種類があります。


なかでも省スペース性に優れているのはベッド下に引き出しのある引き出しタイプ、ベッドを跳ね上げて開閉できる跳ね上げ式です。


チェストタイプは大きな収納容量が魅力ですが、引き出しタイプや跳ね上げ式に比べるとベッド高があり、コンパクトな部屋では圧迫感が出やすい点に注意してください。


また、ソファにも引き出しタイプや跳ね上げ式などの異なる種類があります。


ソファの場合は2人掛けか3人掛けかなどでサイズが大きく変わるため、部屋のサイズに合わせたものを選びましょう。


ソファを置く余裕がなければ脚付きの椅子で下の空間を活用したり、一人がけの収納スツールを選んだりするのもおすすめです。


とにかく部屋を広く使うことを優先したい場合は、収納付きのソファベッドを置いてベッドを置かないのもひとつの選択肢です。


壁も収納の一つにする

空いた壁に収納スペースを作ると、よく使う物やインテリアを並べて収納できます。


壁の収納は奥行きが小さいですが、面積が広く段数を増やしやすい点が特徴です。

ウォールラックやシェルフなど、壁に設置できる収納家具を活用し、まとめにくい小物やインテリアをおしゃれに収納しましょう。


賃貸などで壁を傷つけたくない場合、突っ張り棒の要領で木材を柱にできるディアウォールの活用もおすすめです。


壁面収納を作る際に活用できるアイテムや、壁面へ収納しやすい雑貨には以下のようなものがあります。


〈壁に収納を作れるアイテム〉

  • 棚板+L字金具

  • ウォールラック

  • コーナーシェルフ

  • 壁面収納専用の家具

  • スリムタイプの本棚

  • 有孔ボード

  • コルクボード

  • ディアウォール


〈壁面へ収納しやすい雑貨(例)〉

玄関:

鍵、帽子、ストール、ホウキ、チリトリ、ペットのお散歩セット など


キッチン:

調理道具、カッティングボード、フライパンや小鍋、よく使う食器、調味料、コーヒーセット、ティーセット、計り、キッチンペーパー など


リビング:

観葉植物、フォトスタンド、コミック本、雑誌、CD、DVD、フレグランス、リモコン類、卓上カレンダー など


書斎:

本、書類、文房具、事務用品、パソコンやスマートフォン関連の小物 など


子ども部屋:

本、プリント、鉛筆削り、賞状、トロフィー、フィギュア、プラモデル、ぬいぐるみ など


洗面所:

歯ブラシ、石けん、ハンドソープ、ヘアブラシ、ドライヤー、フレグランス、洗濯洗剤、タオル など


トイレ:

トイレットペーパー、掃除道具 など


収納家具はなるべく揃える

異なるデザインの収納家具がいくつもあると、乱雑な印象になります。収納家具はなるべく同じデザインで揃え、並べ方や組み合わせも工夫してみましょう。


収納家具を揃える際に意識したいポイントは「高さ」「奥行き」「色」の3つです。


高さがバラバラな家具が不規則に並んでいると、荷物が散らかっていなくてもキレイという印象を持ちにくくなってしまいます。


どうしても高さの違う収納家具を並べる場合は、高いものと低いものを一緒にせず、分けて活用すると良いでしょう。


奥行きは床の面積に関わる部分のため、小さいほど圧迫間が少なく部屋が広く見えます。奥行きが異なる収納家具を並べると見える床が凸凹になり、空間も歪に見えてしまいます。


すっきりと見せたい場合は収納家具をすべて壁に付けるのではなく、一番出っ張っているラインに合わせて並べ、見えている床や空間のまとまりを意識しましょう。


また、収納家具の色は、床やカーテン、ドアなど、大きな面積を持つ家具以外の部分に合わせるとまとまりやすくなります。


部屋のインテリアにテーマカラーが決まっていれば、収納家具の色もインテリアに馴染む色を選びましょう。


どのような収納家具が部屋に合うかわからないときは、高さと奥行きが同じで色のバリエーションが多いカラーボックスを活用してはいかがでしょうか。


カラーボックスは縦置き、横置きができるだけでなく、重ねてハイタイプにできるもの、扉付きで隠す収納ができるものなど種類も豊富。


大型の収納家具に比べると動かしやすく、部屋に出したりクローゼットに入れたりと、アイデア次第で様々な収納に活用できます。


狭い収納でも部屋を広く見せるコツ

収納が狭いと部屋にいくつかの収納家具を置かなければならず、圧迫感が気になるという方もいるのではないでしょうか。


部屋を広く見せるには、部屋に入った瞬間の印象を意識することが大切です。

ここからは、部屋の印象を左右しやすい「高さ」「色味」を工夫して、部屋を広く見せるコツを紹介します。


高さの低い家具を選ぶ

部屋の家具をできるだけ高さの低いものにすると視覚に余裕が生まれ、部屋が広く見えます。

収納家具の高さは腰高ほどを目安にし、空間の広がりを家具で遮ってしまわないようにしましょう。


ソファやベッド、テーブルはロータイプを選ぶだけで部屋が広く見えます。


ダイニングテーブルが部屋を狭く見せてしまう場合は、通常の高さ(70cmほど)よりやや低いテーブルにソファなどを合わせ、リビング空間とダイニング空間を兼用するような部屋作りもおすすめです。


入口の家具を低くする

どうしても高さのある家具を置くときは、部屋の入口から離れた場所に置くことで部屋を広く見せられます。


高さの異なる家具がいくつかある場合、部屋の奥にかけて高くなっていくような配置を考えてみましょう。

その際、部屋の四方に家具を置くのではなく、一面だけにまとめられると空間をより広くできます。

リビングならテレビボードやキャビネットなどをひとつの壁側にまとめ、部屋に家具がばらけないようにしましょう。


目立ちやすい大きな収納家具がひとつあるような場合は、部屋の奥ではなく、あえて手前に配置することで部屋を広く見せることもできます。


明るい家具を利用する

濃い色に比べ、白などの明るい色は部屋を広く見せる視覚効果があります。


濃い色を取り入れる際はなるべく部屋の下側(床に近い位置)に配置し、腰や目線の高さ、天上付近には明るい色を取り入れましょう。


また、壁の色に合わせて家具やファブリックを選ぶと部屋の統一感が増し、部屋をキレイに広く見せられます。


〈部屋を広く見せやすい色〉

白、アイボリー、ベージュ、ライトブラウン、ライトグレー、パステルカラー など


〈部屋を狭く見せやすい色〉

黒、ダークグレー、ダークブラウン、ネイビー など


狭い部屋の収納に困ったときはモノオクへ相談!

一人暮らしでウィンタースポーツを楽しむ人やアウトドアが好きな人などは、大型な荷物の置き場に困るケースもあるでしょう。


  • そもそも荷物が収納場所に入らない

  • 外で使うものを室内に置きたくない

  • 使用するタイミングが不定期で手放せない


上記のような理由で荷物の扱いに困ったときは、空きスペースを1畳分の広さから借りられるモノオクを活用してはいかがでしょうか。


モノオクは登録から実際に空きスペースを借りるまでの手続きをすべてWeb上で行なえます。面倒な審査や手続き、初期費用などがないため、すぐに空きスペースをレンタルしたい人にもおすすめです。


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まとめ

狭い部屋を広くキレイに見せるには、収納やデッドスペースを上手に活用し、部屋の荷物を減らすことから始めましょう。


目の付く場所に背の高い家具や荷物があると、それだけで部屋は狭く見えてしまいます。部屋に入ったときの印象を考慮して家具の配置や配色を工夫し、広くキレイな空間を目指しましょう。


置き場所に困った荷物や収納に収まらない荷物は、手軽に空きスペースを借りられるモノオクの活用がおすすめです。


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