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2021/6/11(金) 00:00

ソファはどこで保管する?保管時の注意点や搬入・搬出の方法なども解説

ソファを掃除機で掃除する人

リビングにソファを置いているご家庭は少なくないでしょう。ソファを一時的に外部保管しなくてはならないとき、どこに保管を依頼すれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、ソファの正しい保管方法や搬入・搬出の際の注意点などを具体的に解説します。ソファの保管方法に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ソファの正しい保管方法と注意点

部屋の模様替えやリフォームなど、ソファを外部に保管しなくてはならないときがあるでしょう。その際には、次のポイントに注意して保管場所を選ぶ必要があります。

  • 十分な面積を確保できること
    多くの場合、ソファは分解せずにそのままの状態で保管します。そのため、ソファが余裕で入れられるほどの広いスペースが必要です。

  • 屋内であること
    劣化原因となるため、ソファにとって雨風や直射日光は大敵です。ソファの保管に適していない、自宅の庭などの屋外スペースは避けましょう。

  • 湿度や温度が一定に保たれていること
    湿度や乾燥によって、ソファの素材が劣化するケースもあります。屋外のトランクルームや物置などは屋根や壁で覆われてはいますが、屋外のように外気の影響を受けやすいため、ソファの保管には適していません。

上記3点を総合すると、室内型のトランクルームや個人の空きスペースをレンタル収納・物置として貸し出ししているサービスが、ソファの保管場所に適しているといえるでしょう。なかでも、個人の空きスペースを利用するレンタル収納・物置サービスは、トランクルームよりも料金が安いため、とてもおすすめです。

長期間ソファを保管するときの注意点

長期間、ソファを外部に保管する際には、ソファが劣化しないよう定期的なメンテナンスが必要です。また、クリーニングや防湿・防虫処理なども行なわなければなりません。

そこで、ソファの保管前・保管中にすべきことと、その際の注意点について解説します。

保管前にクリーニングを行なう

ソファは汗や皮脂、室内のほこりなどが付着しやすい家具です。ソファに汚れや水分が残ったまま保管すると、カビや害虫の発生要因となります。

ソファのクリーニング方法はメインの素材によって異なるので、ソファの素材を確認してから行ないましょう。ここでは、ソファのおもな素材となる以下3点のクリーニング方法を紹介します。

本革ソファの場合

本革ソファの清掃手順は、以下のとおりです。

  1. 掃除機などで、ほこりや細かなゴミを吸う

  2. 固く絞ったきれいな雑巾で、ソファ全体を水拭きする

  3. ソファ全体を軽く乾拭きをする

  4. より状態を良好に保ちたい場合、ソファ用のレザークリームや汚れ防止のプロテクトクリームを薄く伸ばすように塗る。なお、中性洗剤やベンジン、漂白剤などの薬品を本革ソファに使用してはいけません。革の硬化や色あせを引き起こす原因になります。

合皮ソファの場合

合皮は、本革に似せて作られた人工素材です。PVCレザーとPUレザーの2種類があり、それぞれ特徴や管理方法が異なります。

  • PVCレザー
    PVCレザーは表面がツルツルしているため、清掃しやすいというメリットがあります。一方でデメリットとして、PUレザーよりも固いことや、通気性がやや悪いことが挙げられます。PVCレザーは、水拭きや中性洗剤を使った清掃が可能です。汚れを放置しておくと劣化が早まるため、こまめな清掃が大切です。

  • PUレザー
    PUレザーは、やわらかさや手触りがより本革に近い素材です。水分に弱いため、乾拭きでのケアが基本です。乾拭きで汚れが落ちないときは、お湯に浸したあと十分にしぼった雑巾での水拭きや、専用クリーナーの使用などで対処しましょう。

上記2つのレザーに共通する注意点として、掃除の際に強くこすりすぎないことが挙げられます。強くこすると、ソファの表面に傷が付いたり、色落ちしたりしてしまう可能性があります。

布製ソファの場合

布は、ほこりなどの汚れが付着しやすく、カビが繁殖しやすい素材であるため、こまめなお手入れが必要です。清掃時に生地を傷めてしまわないよう、慎重に対応しましょう。

基本的な清掃方法は、掃除機やブラシによるゴミの除去です。シミなどの汚れが付いた際には、中性洗剤や重曹をソファ表面に付けてきれいに拭き取って、ていねいに水拭きをしてください。このとき、十分に乾燥させないとカビが繁殖してしまうため、注意しましょう。

除湿剤や防虫剤について

ソファを長期保管する際には、必ず除湿剤や防虫剤を使用してください。空調設備の整っている低湿度の環境なら、カビが発生しないと誤解されることもありますが、低湿度で繁殖するカビも存在します。

カビや害虫が発生すると、取り返しがつかなくなるケースもあるため、予防処置をとっておきましょう。

また、除湿剤や防虫剤は必ずソファの下に設置することが大切です。ソファの上に置くと中身がこぼれて、カビの発生やソファの劣化の原因になってしまう恐れがあります。

保管中のメンテナンス

保管中のソファのメンテナンスについても意識しておきましょう。室内であっても同じ場所に長期保管すると、汚れが蓄積したりカビ・害虫が発生したりするリスクがあります。

メンテナンスのポイントは、以下のとおりです。

  • 清掃
    ソファの状態を見て、乾拭きや掃除機でのゴミの吸い取りを実施しましょう。

  • 保護クリームの塗布(数ヵ月に1度)
    メンテナンス用の保護クリームは有効期間があります。保護クリーム本体の表示を参考にして、効果が切れる前に再度塗布しましょう。

  • 防湿剤や防虫剤の交換(数ヵ月に1度)
    防湿剤・防虫剤の有効期限にも注意しましょう。

上記の管理が生じることを考慮して、保管中にも室内に出入りできるスペースに保管しましょう。

ソファの搬出と搬入について

ソファの搬出

ソファを外部に保管する際には、搬出や搬入の方法についても考えることが必要です。

ここでは、運搬方法や費用目安、運搬の際の注意点などを紹介します。

ソファの搬出方法

運搬方法は、業者に依頼する方法とご自身で運ぶ方法の2つに大きく分けられます。

各搬出方法の概要や費用目安をそれぞれ見ていきましょう。

  • 運搬サービスの利用
    配送業者や引越し業者などに依頼して、ソファを運んでもらう方法です。運搬サービスを利用すれば、搬出中にソファや住居を傷付けるリスクが軽減できます。ソファの梱包から運搬まで業者に一任できるサービスであれば、ご自身の負担を最小限に抑えられるでしょう。

運搬サービスの費用の目安は、以下のとおりです。

  • 1人がけのソファ……約7,000円~

  • 2人がけのソファ……約8,000円~

  • 3人がけ以上のソファ……約10,000円~

なお、一般的にソファのサイズ・重量や移動距離によって費用は変動します。ここで紹介している費用目安は、近距離のものです。

  • 個人で運搬する
    業者に依頼をせず、ご自身の車やレンタカーなどを利用して運搬する方法です。個人で運搬する際には、以下2点について考慮する必要があります。

  • 搬出可否の判断
    ご自身で自宅からソファを搬出する際には、まず搬出できるかどうかを判断しなくてはなりません。例えば、ソファが間口を通過できなかったり、人手不足によってソファの持ち運びができなかったりする状況が考えられるでしょう。

  • 搬入・搬出用の車が必要
    ソファや自家用車のサイズにもよりますが、一般的に自家用車でソファを運ぶのは困難でしょう。そのため、個人で運搬しようとすると、軽トラや1.5トン車などのレンタルが必要になります。

なお、軽トラをレンタルする際の費用目安は、5,500円~(6時間)ほどです。

搬入・搬出の安全性や料金などを総合的に判断して、自分で運搬すべきか業者に依頼すべきかを決定しましょう。

ソファを搬入・搬出する際の注意点

ソファの搬入・搬出をする際は、以下の点に注意しましょう。

  • ソファのサイズを計測しておく
    ソファを搬入・搬出をするためには、ソファのサイズ(幅×奥行×高さ)を正確に把握する必要があります。ソファのサイズを把握していないと、うまく搬入・搬出できなかったり、自宅から運び出す際に壁やソファを傷付けてしまったりする恐れがあります。

梱包する場合は、実際のソファのサイズよりも幅と高さがやや増える点にも注意しましょう。

  • 搬入・搬出経路を確保する
    ソファのサイズを計測したら、搬入・搬出の経路も計測しましょう。以下の箇所は、ソファの移動の際に通過できない可能性が高いポイントなので、入念にチェックしてください。

  • 玄関、室内の幅×高さ(ドアノブに引っかかってしまうケースも多いため注意)

  • 廊下の幅×高さ

  • エレベーター内部の横幅×奥行×高さ

  • エレベーターの扉のサイズ

  • エレベーターホールのサイズ

  • 階段の幅

  • 階段部分の天井の高さ

  • 踊り場の奥行

  • 踊り場部分の天井の高さ

すべての箇所のサイズを測っておけば、搬入・搬出途中での立ち往生や行き詰まりを防げるでしょう。

ソファの保管に困ったら「モノオク」で解決

これまでに紹介した内容を総合すると、ソファの保管場所として適しているのは以下の条件に当てはまるものといえるでしょう。

  • ソファの保管に適した環境(屋内・湿度や温度が管理されている)

  • 長期保管の場合、メンテナンスのために保管中も入室できる
    これらの条件に最もマッチする可能性が高いのは、物置シェアサービスのモノオクです。モノオクには、以下のようなメリットがあります。

  • 提携の配送サービスを利用できる

  • 最大10万円までの保険が付いている(愛着のあるソファを安心して預けられる)

  • ホストとの交渉によって、短期間の預かりや搬入・搬出の際の手順など、融通を聞いてもらえることがある

  • トランクルームよりも安い

モノオクはホストが登録していれば、ご自宅近くなどのベストな立地条件で利用できる可能性があります。無料で登録して物件を探せるため、気軽に登録されてみてはいかがでしょうか?

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まとめ

ソファを保管する際には、正しい保管方法や保管場所、搬入・搬出の方法を知る必要があります。

ソファは、カビや害虫などが発生することもあるため、室内の温度や湿度が管理された環境で保管するのがおすすめです。また、保管の前にクリーニングをしたり、定期的にメンテナンスをしたりすることで、ソファの状態を良好に保てる可能性が高まります。

ソファの搬出方法には、業者への依頼と個人での運搬の2つがありますが、いずれの場合も、ソファと搬出経路のサイズを正確に計測して最適なルートを選ぶことが大切です。

ソファの保管場所に困っている方は、ぜひ物置シェアサービス「モノオク」のご利用を検討してみてください。

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