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2021/10/20(水) 00:00

長期的に荷物を保管したい!荷物預かりサービスの特徴は?

段ボールと電卓

「部屋を片付けて広くしたい!」「生活に必要なものだけ持っておきたい!」などと考えている場合、まず取り組まなければならないことは荷物の整理です。しかし、収納スペース不足や捨てられない心理から、なかなか荷物が減らないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、荷物預かりサービスの特徴や長期利用する際に確認すべきポイント、各業者のメリット・デメリットについて解説しています。荷物の整理・保管でお悩みなら、ぜひお読みください。

荷物預かりサービスの特徴は?

荷物預かりサービスとは、文字どおり「あらかじめ期間を定めて荷物を預けられるサービス」です。大きく分けると2種類のサービスがありますが、それぞれ特徴や用途が異なっているので、まずはそれを押さえましょう。

一時預かりサービス

数日~数週間など期間を区切って、一時的に利用できるサービスです。引越し業者が有料オプションとして、もしくは運送業者やホテルなどが個人・法人向けの有料サービスとして提供しています。


短期間だけ荷物を預かってもらえるので、特に以下のようなシーンで役立つでしょう。

  • 新居への引越しにあたり、持て余している荷物を一時的に保管しておきたい

  • 自宅のリフォームにあたり、仮住まいに置く荷物以外を退避させたい

  • 部屋を大々的に片付けるので、それが終わるまで荷物を保管しておきたい

  • 旅行先でフットワークを軽くしたいので、一時的に手荷物を預かってもらいたい

サービス内容は業者によって異なるため、事前に確認することが大切です。保管できる荷物も業者によりけりで、家具や家電といった大きな荷物を預けられるケースもあります。

なお、一時預かりサービスの場合、自由に荷物を出し入れすることは基本的にできないので、あらかじめ注意しておきましょう。

長期預かりサービス

1ヶ月以上の長期に渡って利用できるサービスであり、トランクルームやレンタル収納サービスなどが該当します。賃貸物件や月極駐車場を借りるときのように、月単位で契約するケースが一般的です。


おすすめの活用シーンもまとめたので、ぜひご確認ください。

  • 大量の荷物を抱えているので、まとめて長期間保管しておきたい

  • 自宅には置けないが、捨てられない大切なものを預かってもらいたい

  • 書籍・衣類・精密機械など、デリケートなものを安全に保管しておきたい

  • 自宅の収納スペースが狭いので、保管用のスペースを別の場所に持っておきたい

長期預かりサービスの内容も業者によって変わりますが、原則として搬入搬出は依頼者自身で行なわなければなりません。その代わり自由に荷物を出し入れできるため、いざというときも柔軟に対応することが可能です。

また、スペースが屋内型と屋外型に分かれているので、業者を選ぶときは温湿度の管理やセキュリティ性の高さを考慮する必要があります。

長期的に荷物預かりサービスを利用するにあたって確認すべき点

荷物預かりサービスの長期利用を考えている場合、事前にいくつか確認すべきポイントがあります。この確認が抜けていると、そもそも荷物を預けられなかったり、保管中の荷物が傷んだりする可能性があるので、しっかり押さえておきましょう。

預ける期間はどの程度想定しているか

荷物預かりサービスを利用する際は、どの程度の期間で保管するのかを先に考えましょう。預ける期間の長さによって、選ぶべき業者も変わってくるためです。

特に年単位での長期契約を想定している場合、その期間中は荷物にノータッチで済むのか、生活や仕事に支障が出ないのかといったことも考慮する必要があります。

なお、預ける期間が長くなれば、利用料金も比例して増えるため、金銭的な負担も踏まえて無理のないプランを検討しましょう。

どの程度の量の荷物を預けるのか

預ける荷物の量が多い場合、当然ながらそれを保管できるだけのスペースが必要になってきます。一般的なトランクルームで十分足りるのか、あるいは倉庫レベルのキャパシティが必要なのかを確認しなければなりません。

あらかじめ預ける荷物の量や内容を洗い出したうえで、メモ帳などにリストアップしておけば、業者選びもスムーズに進められます。

また、後述する荷物の大きさや手入れの要否も一緒にチェックできるので、手間を惜しまずリストアップしてみましょう。

荷物の大きさ

家具や家電といった大きな荷物を預ける場合、預け先の出入り口を問題なく通れるかどうか、搬入搬出をどうするかも確認しておきましょう。サービス利用開始後に「荷物が入らない…」となってしまっては意味がありません。

人が一緒に通ることも踏まえつつ、出入り口と荷物の大きさを事前にきちんと調べる必要があります。

また、大きな荷物は車を使って運搬するのが基本なので、駐車スペースの有無はもちろん、預け先までの距離もチェックしておきましょう。

手入れが必要なものかどうか

家電・カメラ・楽器など熱や湿気で劣化しやすく、こまめなメンテナンスが必要な荷物を預ける場合、預け先の環境がとても重要です。空調設備がきちんと整っているか、温度・湿度の影響を受けにくい屋内型スペースなのかといったことも確認しておきましょう。

また、メンテナンスを行なう場合、保管期間中でも自由に荷物の出し入れができるかも確認する必要があります。

荷物の出し入れに制限を設けている業者も存在するので、その辺りも注意しましょう。

長期的に荷物を預ける場合の業者選びは?

段ボールを閉める女性

長期的に荷物を預ける場合、トランクルームもしくはモノオクがおすすめです。どちらも長期保管向けのサービスですが、メリット・デメリットはそれぞれ異なります。

自分に合った業者を選ぶためにも、双方を比較して違いを押さえましょう。

トランクルームのメリットとデメリット

トランクルームとは、屋外のコンテナや屋内の一室を収納スペースとして提供するサービスです。長期利用できる荷物預かりサービスの主流であり、今なお市場の拡大が続いています。

そのトランクルームのメリット・デメリットをまとめたので、ぜひご確認ください。

【メリット】保管環境が安定している

トランクルームにおける最大のメリットは、自分だけが使える安定した保管環境を確保できることです。特に空調設備が整っている場合、温度・湿度をバランスよく保てるので、荷物の劣化を最小限に抑えられます。

雨風の影響を受けない屋内型スペースであれば、傷みやすい荷物も安心して保管できるでしょう。

また、監視カメラが設置されていたり、警備員が常駐していたりするなど、セキュリティ面が充実しているトランクルームを選べば、盗難防止の対策にもなります。

【デメリット】利用料金が比較的高く、手続きがある

一方、トランクルームのデメリットとして挙げられることは利用料金の高さです。業者や地域によっても変動しますが、月額15,000円程度から利用できるケースが多く見られます。

しかも、月額料金に加えて初期費用や管理費用などを別途請求されるケースもあるため、人によっては金銭的な負担が大きいと感じるでしょう。

また、トランクルームの多くは利用開始にあたって、書面での契約手続きや業者による審査が行なわれます。実際に預けられるまで1週間~10日ほどかかる可能性もあるので、荷物を持て余してしまうかもしれません。

すぐ利用できないことを踏まえれば、トランクルームは比較的スケジュールに余裕がある人向きといえるでしょう。

モノオクのメリットとデメリット

モノオクとは、CtoC(個人間取引)による「物置シェアサービス」です。空き部屋や倉庫の余ったスペースを活用したい人と、荷物の収納スペースを探している人をつないでいます。

モノオクのメリット・デメリットを紹介するので、こちらもご確認ください。

【メリット】利用料金が比較的安く、面倒な手続きや審査がない

モノオクの利用料金はホスト(スペース保有者)によって変わりますが、都内の場合だと月額6,000円程度から利用開始できます。一般的なトランクルームと比べても手頃な金額ですが、さらに初期費用や管理費用などが一切かからないことも大きな魅力です。

基本的に借りるスペースの料金だけ支払えば問題ないうえ、荷物の補償サービスもついてくるため、かなりコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。

また、モノオクでは利用開始にあたって、面倒な手続きや審査がありません。利用料金の支払いも含めてWeb上ですべて完結できるため、手間がかからないこともメリットです。

【デメリット】ホストとの交渉は自身で行なう必要あり

モノオクは個人間取引によって荷物を預けるサービスなので、ホストとの交渉は依頼者自身で行なわなければなりません。モノオクでのユーザー登録から荷物の搬入まで、自分の手で対応する必要があります。

その代わり、荷物の内容や出し入れに関する要望、スペースを借りる期間について細かくホストへ伝えることが可能です。自分の目的やニーズに沿って保管しやすいのはもちろん、頻繁にメンテナンスが必要な荷物なども安心して預けられるでしょう。

最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、ホストとの交渉は基本的にWeb上でのやり取りだけなので、慣れればスムーズに取り組めます。

荷物の長期保管で困ったらモノオクで解決!

荷物を長期保管する場合、預ける期間や利用料金はもちろん、荷物の出し入れ可否や保管環境なども念頭に置きながら、適切な業者を選ぶ必要があります。

荷物預かりサービスはたくさん存在しますが、長期保管を考えているならモノオクがおすすめです。

モノオクはトランクルームと違い、書面での契約手続きや利用前の審査がありません。ホストとの交渉内容について双方が合意できたら、すぐスペースを利用開始できるようになります。

そして、利用料金が月額6,000円程度と比較的安く、初期費用・管理費用・ユーザー登録費用などがないことも注目すべきポイントです。依頼者が支払う費用は借りるスペースの料金だけであり、余計な費用は一切かかってこないため、金銭的な負担も最小限に抑えられるでしょう。

また、モノオクではスペースの賃借にあたって、ホストと直接交渉できるので、細かい要望を伝えやすいというメリットもあります。必要に応じて保管期間の延長を申し込んだり、短期間だけ預かってもらったりするなど、融通が利きやすいことも見逃せません。

さらに、保管期間中でもある程度自由に荷物を出し入れできるため、定期的なメンテナンスが求められる場合でも問題なく預けられます。

まとめ

荷物預かりサービスで納得のいく結果が得られるかどうかは、業者選びにかかっているといっても過言ではありません。利用料金の安さや自宅からの距離だけ見て選んでしまうと、思うように荷物を保管できない可能性もあるので、搬入搬出や保管環境なども踏まえて選ぶことが大切です。

「長期的に荷物を保管したいけど、そのスペースがない……」などとお悩みなら、モノオクのご利用をご検討ください。

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