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2022/1/26(水) 00:00

スキー板を収納する前にすべきことは?収納に困った際にすべきこと

乾燥中のスキー板

シーズン中にスキーを楽しんだ後は、スキー板をお手入れして収納しましょう。初めてスキー板を購入した人にとって、スキー板の収納場所や収納前のお手入れなど、どうしていいかわからないことも多いはず。スキー歴は長くても、引越しなどで収納スペースが変わり、置き場所に困ってしまうこともあるでしょう。


この記事では、スキー板を収納する前にやるべきことや、スキー板の収納方法などについてわかりやすく紹介しています。スキーウェアのお手入れや収納ツールについても解説していますので、スキー板やグッズを収納する際の基礎知識としてもお役立てください。


スキー板を収納する前にやるべきこと

スキー板の傷

使った後のスキー板を収納する前にするべきことについて解説します。雪の中を滑走するスキーは、表面に水分や汚れがついていることが多いため、次のシーズンでもしっかりと使えるように、以下のようなお手入れをしてから収納しましょう。


汚れや水分をふき取る

まずは、スキー板に汚れや水分がついていないかチェックし、ついていれば丁寧に拭き取ります。


板についた汚れを放置すると、錆びついたりカビの原因になったりする可能性があります。スキー場や雪の状態にもよりますが、改めてチェックすると、意外と板に汚れや水分がついているものです。


シーズンが終わってスキー板を保管する際には、必ず水拭きと乾拭きを行うようにしましょう。水拭きは固く絞ったふきんなどで行ない、乾拭きは乾いたタオルで、エッジ部分など水分の残りがちなところもしっかりと拭いておきます。


必要に応じて汚れ落としスプレーやブラシなども使い、しっかりと汚れを落としましょう。


ワックスを行う

上記の段階で汚れをとり、乾拭きした後はワックスを塗るようにしましょう。スキー板へワックスを塗る一般的な手順は以下のようになります。


ワックスを塗る前の手順

1. 水拭き・乾拭き後はリムーバーを使い、汚れと前回塗ったワックスをしっかりと落とします。スクレイパーを使って、こそげ落とすようにするとスムーズに汚れが取れるでしょう。


2. スクレイパーを使った後は、キッチンペーパーなどでさらに細かな汚れを拭き取っていきます。リムーバーはスプレータイプが片手でシュッと噴射できるので、便利でおすすめです。


3. 滑走面についている溝(ストラクチャー)の部分には、スニーカーのソール部分のように汚れが入り込んでいます。この汚れは専用ブラシを使って取っていきましょう。

ブラシをかけ終わったら、ファイバーテックスなどで毛羽立ちを取っておくと、ワックスが塗りやすくなります。


ワックスを塗る手順

1. ワックスをアイロンなどで熱して溶かし、スキー板の底部に少し多めに垂らしましょう。


2. ワックスを垂らした部分に専用のワクシングペーパーを当て、ペーパーの上からアイロンをかけて、ワックスを熱して伸ばします。

この時に、あまりゆっくりかけ過ぎるとワックスが焦げてしまうので注意しましょう。


3. ワックスが均一に濡れたら、アイロンを外します。


すぐにスキー板を使う予定があるときは、固まる前にスクレイパーでワックスを削っていきますが、長期間収納する場合は、ワックスを塗ったままにしておきましょう。


スキー板はどうやって収納する?

陽乾しのスキー板

スキー板を保存する際に注意すべき点として「エッジに錆びなどのダメージが出ないか」「板の形が変わらないか」の2点はとても重要です。


板の形が変わったり、エッジに錆びが付いてしまったりした場合、滑り心地が悪くなるだけでなく、最悪の場合は次のシーズンで滑走に使えない可能性も出てくるからです。


板の形が変わらないようにするには、直射日光の当たらないところで、湿気がないところに保管するようにしましょう。


板を重ねずに横置きするのが形を変えない方法としてはよいのですが、ある程度収納場所が必要となるため、誰でもできる収納方法とはいえない部分があります。

縦置きの場合はスペースをとって立て掛けるのもよいですが、横置き縦置き問わず、直射日光にさらさないことが大切です。


板同士を合わせて収納する場合は、滑走面の間に新聞紙を挟むか、スペースを置いて保管するようにして、板と板がぶつかって傷つくことを回避しましょう。板のケア用に乾燥剤や防虫剤を一緒に入れておくのもおすすめです。


スキーウェアなどはどうすればいい?

スキーウェアを着る男性

スキー板の収納方法やお手入れがわかったところで、スキーウェアの保存方法やお手入れについても解説します。スキー板はレンタルでも、ウェアは持っているという方は多いはず。スキーウェアの収納方法もチェックして、次のシーズンに備えましょう。


洗濯マークを確認して洗濯

まずはスキーウェアについている洗濯マークを確認し、それに合った洗濯方法で洗濯をしたうえで、保管をするようにしましょう。


スキーウェアの中には、クリーニングに出さないといけない洗濯NGのものもあるので要注意です。洗濯マークを確認した際に「洗濯不可」となっている場合は、クリーニングに出しましょう。


洗濯OKのウェアでも、長期間収納する場合には、クリーニングに出しておくことをおすすめします。クリーニング後は撥水スプレーをかけ、湿気のない状態でハンガーへ吊るして収納しましょう。


スキーウェアはモコモコとかさがあるため、布団のように圧縮袋に入れて収納したいところですが、これはNGです。スキーウェアを圧縮してしまうと型崩れしやすくなるだけでなく、保湿性や撥水性も失われやすくなってしまいます。圧縮袋は使わず、できれば畳むこともせずに、ハンガーで収納するのが最適です。


スキーウェアは意外とデリケートなので、長期間収納する場合には、定期的に陰干しするなどして、メンテナンスするようにしましょう。


ゴーグルの汚れを落とすことも忘れずに

スキーウェアと併せて、ゴーグルも簡単に水拭き・乾拭きを行い、直射日光が当たらないところに保管するようにしましょう。


ゴーグルは地面につかないアイテムですが、メイクや皮脂の汚れがつきやすいものです。収納前には丁寧にチェックして、綺麗な状態にしておきましょう。


ゴーグルはスキー用品の中でも小さめのアイテム。どこへしまったかわからなくならないように、収納場所はしっかりと覚えておくようにしましょう。ウェアと一緒にしまうか、帽子や手袋などの小物と一緒に、専用のケースなどに入れて保管するのもおすすめです。


ブーツやシューズもキレイにしたうえで保管しよう

スキーシューズなどは、しっかりと汚れを落としたうえで乾拭きをします。収納する際は、新聞紙などをブーツに詰め込み、靴ひもを結んで収納すると、型崩れなどを防ぐことができます。


外側のシェル部分は水拭きと乾拭きで汚れを取り、インナーブーツは取り出して陰干しにします。専用の乾燥材や防臭剤なども使う事で、蒸れやイヤなニオイを防ぐこともできるでしょう。


収納場所としては、夏場あまり高温になり過ぎない、風通しの良い場所を選びましょう。高温多湿な環境で保管するのも、型崩れの原因となりやすいためです。


スキー板やウェア、ブーツなど、スキー用品の収納には「水分を避ける」「型崩れを防ぐ」「高温多湿の場所で保管しない」ことが大切だと覚えておくとよいでしょう。


スキー板の収納には専用ラックが必須?

「スキー板の収納」などで調べると、スキー板を収納する際のアイテムとして専用ラックが多く紹介されています。しかし、専用ラックは必ずしもスキー板の収納に必須ではありません。


わざわざ専用ラックを購入しなくても、ハンガーなどを活用して、倒れないように収納できれば大丈夫です。クローゼットのサイズや、他の収納アイテムとのバランスもあり、せっかくラックを購入しても使いにくい場合があります。


また、専用の収納ラックを購入したばかりに、余計に収納スペースが狭くなってしまう可能性も考えると、収納アイテムを増やすのは慎重になった方がよいでしょう。


限られた収納スペースは出来る限り有効に使いつつ、ラックなどを購入せずに環境の良い場所でスキー用品を保管したい場合は、どうすればよいのでしょうか。


モノオクなら一年を通してスキー板の保管ができる

スキー板のようなウィンタースポーツの道具は、自宅に保管するとどうしても邪魔になりがちです。

冬の間しか使わず、自宅で使うこともないアイテムで収納スペースを占領したくはないものです。かといって、デリケートなスキー用品は車に積んでおくのも避けたいところ。


そのような場合には、モノオクを活用することで、自宅に大きな保管場所がなくても安心して利用することができます。


モノオクの利用手続きは、全てweb上で完結するため、気軽で簡単に利用できます。「都内だけ」「地方都市だけ」といった縛りもなく、全国どこでも収納場所を検索することが可能です。


レンタルのトランクルームのような管理費用や、登録時にかかる初期費用のようなものも、モノオクではかかりません。借りるスペースと期間に応じた金額だけ支払えば問題ないため、とてもリーズナブルに利用できます。


スキー板やウェアの収納に困ったら、一度モノオクでスペースを検索してみましょう。「高温多湿を避けた場所」「よく行くスキー場の近く」など、自宅よりも希望の条件にフィットしたスペースが借りられるかもしれません。


まとめ

スキー板を収納する前には、しっかり水分と汚れを取って、ワックスを塗って収納します。専用ラックを使ったり、横置きにしたりする必要はありませんが、高温多湿の場所へ収納しないことが大切です。


スキーウェアも洗濯やクリーニングに出した後、圧縮袋などは使わずにハンガーで保管します。ゴーグルやスキーブーツなど、スキー板以外にも収納アイテムが多く、型崩れしやすいデリケートなアイテムが多いスキー用品。スキー収納専用のスペースを、モノオクで探してみるのもいいですね。

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